年中メダカ組 面白くなってきました。
男子4人、女子3人 年中メダカ組
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ちょっと繊細で 自分を出すのに時間がかかるけどホントはひょうきんで 器用な Hくん
のらりくらり 自由きままに自分たちのペースと世界感を持つ 虫取り名人 双子男子くんたち
生意気 強がり 言うけれど
ホントはみんなと仲良くしたい 照れ屋の Tくん
それぞれが、自分の世界にいて年少のときは ほとんど 関わり合いが生まれることなく大人に甘えたり、他の学年の子とちょっと交わったりが多かった 男子4人
みんな大好き。みんなも私が大好き。私は私の道をいく! メンタル強めのプリンセス Kちゃん
私こそプリンセス! 氷の魔法も使えるし、水に濡れても平気だわ!でも、ときどき思い通りにならないこともある。そんな時はいっぱい泣けちゃう Sちゃん
強めのプリンセスたちに囲まれても いつもブレない自分がある ホントは私もプリンセス。しっかり者のRちゃん
大物女優どうしのぶつかり合いが絶えない?! 微妙な関係(笑)の女子3人
個性派ぞろいの7人。それぞれが お互いのことを少しづつ意識してきて
ようやくちょっとづつ 相手のことが見えてきた
そのきっかけをくれたのは
森に住む 生き物たち
「わあ、こっちにでっかい ヤゴがいるよ!」「どれどれ? つかまえられる?」「どうやって持って帰る?」「袋とってくる!」
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「この葉っぱ、青虫がいっぱいいるぞ!」「葉っぱに青虫の描いた 地図があるね。」「そっちは毛虫いるから、気をつけなよ。」
「ねえ!ちょっと!! 何かの骨が落ちてる!!」「どれどれ?」「たぬきかな?」「わっ!!すげっ!! Hが骨をつまんだぞ!!」
誰かの声に みんなが集まって 覗き込んであーでもない こーでもない と話をする
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みんなでキュッとかたまって生き物に夢中になって額を寄せ合ってるうちに
ふと気が付いたらあの子としゃべって あの子の世界に触れていた
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でっかいヤゴ 僕がみつけたけどあの子のほうが捕まえるの上手だし 譲ってあげようかな
あの子 いっつも泣いててうるさいけどなんで泣いてるのか気になるし(この前、捕まえたバッタ横取りしちゃったし)理由を聞きにいってみようかな
ちょっとづつ 自分だけの世界から自分と あの生き物と あの子 のいる世界へ
こどもたちの見ている世界が 広がっていくのを感じるたびに
ああ 自然の持つ力 森の持つ力 って偉大だなってここにいる小さな人たちって すごいなって
薄っぺらい言葉でしか表現できない自分がもどかしいくらい感動で胸がいっぱいになります。
「仲良くあそぼうね」「ケンカはやめようね」
そんなふうに大人が声をかけて
「みんなで一緒に○○しよ!」「お散歩しながら面白いもの見つけよう!」
って、大人が頑張って こどもたちを導かなくても
こどもたちは 自ずからと周りの世界とつながっていく術を知っているように感じます。
「うちの子 ようちえん楽しいのかな・・・」「他の子たちとうまく関われるようになるのかな」
周りの大人はヤキモキすることもあるけれど
こどもたちは、自分のペースで 自分の決めたタイミングで 成長していく
そう感じたここ数週間。
小さな人たちの持つ力を信じてゆったりと見守ることができるのは
私たち人間も ひとつの生き物として 森という大きな懐に包まれている安心感からなのか・・・
はたまた、同じ志を持つ 仲間と過ごせる安心感からなのか・・・
母たちの間にも 様々な葛藤があった ここ数週間。(この話はまだどこかで)
だからこそ小さな人たちの姿に より一層の感動を覚えるのかもしれない。
小さな人たちから、人としての在り方を学ぶために
私たち母親も 一緒に森に行くのだと 改めて思うのです。
年中メダカ組母も子も ますます面白くなっていきそうです。
ばばちゃん(年中母)
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