私が初めて森のようちえんと出会い、その現場で子ども達の伸びやかな育ちを間近で見たのは、もうかれこれ7年前になる。
初めて見学に行った園で、年中の男の子にケンカをふっかけられて、ボコボコにたたかれながらも、全く手を出さずひたすらたえていた年長の男の子の姿に驚き、感動したことを覚えている。
「自分は年長なんだ。みんなの憧れの存在なんだ。」
という誇りに満ちた姿がものすごくかっこ良くて、印象的だった。
とうとう、我が家の甘えん坊も憧れだった「ツバメ組」になった。
スタッフや当番のお母さん達から伝え聞く息子の姿に、ニンマリしながら、彼が泣いたりわめいたりしながらも、この二年間育んできた思いが、この一年で大きく花開く事を確信している、「僕は大丈夫。」
たった三年間だけどここで培う土壌は、彼の人生を支え、豊かで幸せなものにしてくれると私は信じている。
年長男児母 ばばちゃん
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