大丈夫

ようちえん

年少の次男がこにわに入って2ヶ月半。明日から夏休み。

4月までは別の認定こども園に通っていたのだけど、色々あってこにわに辿り着いた時は、もうここしかないし、後戻りもできないけど、でも・・・森のようちえんって、何!?というくらい、今思うと切羽詰まった気持ちだったなぁ、としみじみ思います。

そして、入ってみて1週間で、「ああ、きっと大丈夫だな」と感じた予感は、2ヶ月半経った今、もう「大丈夫」なんて言葉が出てこないほど、むしろ「あれ?なにが不安だったんだっけ?」と思うほど、すっかり馴染んで、リラックスして日々を楽しんでいます。

すごくエネルギーを感じる写真ですが、叫んでいる言葉は「お弁当食べたい人、手をあげてーーーーー!!!」です。
こどもたちと森に入ると、生命のエネルギーをビンビンに感じます。

森は植物や昆虫や動物、木々や土、水も、空気もすべてが、生きているものの集合体。

私たち人間も生き物ですが、こどもたちはより、そのエネルギーが強いのかな。より、野生に近いというか。

彼らは森に入るとそれはもう生き生きと、命の集合体とくんずほぐれず混ざり合って、戯れているように見えます。

そんな子供たちの表情は、どんな表情もとても美しくて、ハッとさせられます。

先日次男が初めて、クワガタムシを持って帰りました。

「ぼくの相棒だよ!」
当番の人によると、
どんな険しい道でも、相棒を袋等に入れる事なく、絶対に手で連れていくのだと、言って、水筒が落ちても空いてる片手のほうで頑張って首にさげ、リュックもどうにかこうにか、クワガタをもったまま自力で背負って、やっと東屋まで辿り着いたそうです。
その間、見守っていてくれていた当番の方は一つも手出しせず、根性で全て一人でやってのけた、と。
昆虫にとってはいつまでも握りしめていないで、虫かごなどに入れてあげる方がよかったかもしれませんが。母、号泣。うれしくて、おいおい泣きました。

その貫き通す意思の強さと、それを手出しをせず見守る大人。ああもう、本当に大丈夫だ、と感じた瞬間でした。ここにいれば、安心だ、と。
そして私がもしその場にいたら、そんな風に見守れるだろうか、とも思いました。

私も大きく成長するチャンスをもらえた気がします。

これから3年弱、とても楽しみです。


年少母 たにやん

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